日本企業の進出が急増、今フィリピンの英語ビジネスがアツイ
人口約1億2000万人、そのうち30歳までの人口は約60%で平均年齢が23歳と圧倒的に若く、労働力が経済成長を押し上げているフィリピンで、今注目されているのが英語事業。欧米圏に比べ、かなり安く英語を現地で学べるサービスや、格安オンライン英会話サービスなどが数々ローンチされている。ここ最近でもフィリピンに進出を果たした日本企業が数多く出てきた。いくつかの例を紹介する。
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◆ ECCついにフィリピン進出、「英語漬け」で差別化図る
英会話教室大手のECCがついに、海外初の直営学校を開校した。第1校舎として選ばれたのがフィリピンのセブ。1975年に設立され子供から大人まで、幅広いニーズに答え英語事業を展開してきたECCが「安さ」と「英語漬け」を武器にフィリピンで事業を展開していく。
(参照)https://www.digima-news.com/20161004_7672
◆ マリモ、フィリピンで「半日英語を学び、半日働く」サービスを提供
不動産開発会社のマリモがマニラで運営するレンタルオフィスで「半日英語を学び、半日働く」サービスを提供し始めた。実務担当者を海外に語学留学させるのが難しいという企業のニーズを取り込んでいくという方針である。
(参照)https://www.digima-news.com/20160915_6999
◆ まとめ
たしかに多少のくせはあるが、アメリカ英語やイギリス英語を話す人が多い地域でも十分通用すると言われているのがフィリピン英語。「英会話講師の質の高さ」があるにも関わらず「人件費の安さ」があるフィリピンで英語を学ぶ人が今後もさらに増加していくことが予期される。そして、それに合わせて進出する企業が増えていくことにも期待できるであろう。
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