リゾート・ワールド・セントーサのカジノ部門の業績が低迷
総合リゾート施設リゾート・ワールド・セントーサ(RWS)を運営するゲンティン・シンガポールのカジノ部門の業績が低迷している。
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国内や中国の経済が減速している上、来場客の主要市場であるマレーシアやインドネシアではそれぞれの通貨価値が下落しており、アナリストは今年から来年にかけて引き続き業績は低迷すると予想している。
ユニオン・ゲーミング・リサーチ・マカオ・リミテッドのマネージング・パートナーであるグラン・ガバートセン氏は8日、RWSはシンガポール西部ジュロンでホテルを開業するなど、マレーシア人客の取り込みに努力しているものの、対Sドルでマレーシアリンギットが急落しており、マレーシア人誘致も厳しい状況にあると述べた。
また、ガバートセン氏は、中国元が対Sドル相場で10%ほど高くなっている現状についても言及したが、中国経済のハードランディングが懸念されるなかVIP顧客を簡単には呼び戻せなくなるだろうと述べた。
モルガン・スタンレーも、マレーシアリンギットの急落と先行きが不透明な中国経済を考えると、今年後半から来年にかけてのマスやVIP顧客の来場については悲観的な見方をしている。
~The Straits Times 9月9日~
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