中国での8月の新車販売24％増、ホンダのスポーツ車などが好調
中国汽車工業協会が9日に発表した8月の新車販売台数（国内工場からの出荷ベースで輸出台数も集計）は、前年同月比24.2％増の207万1千台だった。小型減税対象となる小型乗用車や多目的スポーツ車（SUV）が好調で、6カ月連続で前年実績を上回った。中国経済は鉄鋼や建設分野で低迷が続くが、個人消費は堅調に推移している。
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8月の新車販売台数の内訳は、乗用車が同26.3％増の179万6千台と大きく伸びた。また、景気低迷に伴い苦戦していたトラックなどの商用車も27万6千台と同12％増えた。高い伸び率を示した背景には、上海株の急落などで昨年8月の販売が低迷した反動もある。
1～8月の累計販売は1675万5千台と前年同期に比べて11.4%伸びた。メーカー各社の発表によると、8月の販売台数はホンダが前年同月比約36％増の10万7千台。「CR-V」などのSUVを中心に販売を伸ばした。トヨタ自動車は約2％増の9万6千台だった。
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