香港:観光業界、東南アジア旅客呼び込む
香港旅行社東主協会の葉慶寧・会長はこのほど、ツアー客の入境制限緩和について正確な方向性で邁進していくと表明した。
この記事の続きを読む
11月8日付香港各紙によると、葉会長は、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行前はツアーで来港する旅行客は多くはなく、大部分は東南アジアと中国本土からの旅行客と説明。本土はまだ出入境を全面的に開放していないため、新措置がターゲットとする市場は主に東南アジアであると指摘した。
葉会長は「旅行客が来港するにはインセンティブが必要だ。他の地域は通貨安となっているため、新措置の魅力に影響するとみられる。ツアーで来港する旅行客がどのくらいいるか分かるまでに2カ月はかかる」と述べた。
入境旅遊接待協会の梁耀霖・主席は「政府の新措置は旅行客の来港に有利。まず東南アジアの旅行客が来港するが、すぐさま多くの人が来港することは期待できない。ツアー客がゼロの状況から段階的に20~30%増加する」との見方を示した。
タイ、インドネシア、フィリピン、シンガポールの旅行客は約3年来港していないことから来港意欲が比較的高く、フィリピンはすでに航空会社3社が香港便を再開したという。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■記事提供 「香港ポスト」
■日刊香港ポストへの登録はコチラから
【購読無料】月曜から金曜まで配信 / ウェブ版に掲載されないニュースも掲載
※hotmail、outlook、icloud、http://me.com は現在のところ配信されにくいので、ご注意ください
※メールアドレスの入力ミスにご注意ください
※香港ポストからのお知らせやマーケティング情報が配信される可能性があります
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
「香港ポスト」 香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由