それから2か月余りで50万人台となったが、10万人当たりの感染者数の増加は期間が伸びている。

　
これをもってフィリピンは収束に向かっているとは判断出来ず、新型コロナ変異種に対して政府は防疫体制を強めている。

　
なお、ワクチン接種プログラムについて、ワクチンの入手が政府の主導ではなく民間レベルで行われていることや、入手するワクチン代金が他の国の3倍も高く、政府担当者を含めて汚職の疑いがあるのではと政府は追及されている。

　
こういった中、フィリピン国内でオンライン・カジノを運営する中国人従業員10万人以上が中国製ワクチンを密輸して接種済みとの真偽不明のニュースも流れ、不安感を煽っている。

　
この他、ドゥテルテ大統領を警護する隊員に未許可のワクチンを接種していることが判明し、それでいて高齢のドゥテルテ自身は接種していなくて、ワクチンの安全性に問題があるのではないかと疑心暗鬼になっている。

　
また、政府高官や富裕層は密輸ワクチンを早い者勝ちで接種しているのではないかとの話もあり、一般の人に対して安心してワクチン接種が始まるのはまだまだ先のようである。

ソース：http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news01&config=&command=body&no=516

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