ミャンマー国際繊維産業展示会2016が開催、国内外から1万名弱が来場
ミャンマーにおける主要な繊維縫製見本市である、ミャンマー国際繊維産業展示会2016(MTG 2016)が、2016年6月24日から27日まで開催され、9812人もの業界関係者が来場した。来場者の中には、中国、タイ、韓国、日本、インド、シンガポール、ベトナム、台湾、ドイツ、インドネシア、マレーシア、フランスからの潜在投資家も多く見られた。
.
Yorkers Trade & Marketing Service Co Ltdの主催で行われたMTG 2016では、16か国から160社が出展し、320のブースで最新の製品や技術が展示された。
この記事の続きを読む
このイベントは、世界各国の繊維企業に、重要な商談の機会を提供している。「見本市は想像を超えていて、欲しかった機械がリーズナブルな価格で見つかりとても嬉しい」と、来場していたSpecial One Construction Co Ltd代表のThet Htoo Min氏は述べた。
「ここで多くの業界バイヤーと出会え、彼らから多くの発注を受けた。我々のビジネス拡大にとって、ここは間違いなく最高の場所だ」と、製品を出展したDotect Needle Co Ltdの代表である Tommy Lin氏は述べた。
Asia Holly Engineering (Myanmar) Co Ltdのミャンマー支店代表Way Liang氏は、「見本市の効果は、イベント期間中だけに留まらず、顧客との関係性維持や受注の継続と、出展企業に対し利益をもたらし続けるだろう」と話している。
見本市と並行して、ミャンマーにおけるアパレル産業の見通しを共有すべく、2つの国際組織が招待されていた。Smart Myanmarは「SMART Myanmarの工場サービス紹介」、Control Unionは「持続可能性の認証」と称するセミナーを行った。
ミャンマーにおける縫製産業は、現在拡大期にある。ミャンマー縫製産業10カ年戦略(2015年から2024年)では、昨年16億米ドルであったアパレル製品の輸出額を、2024年まで毎年100億米ドル増やすことを目指している。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
中国プラスワン時代に必須! 東南アジア地域アパレル生産情報の決定版
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由