任天堂のスマホゲーム「ポケモンGO」が社会現象、米で歴代首位
7月6日に米で配信が始まった任天堂のスマートフォン(スマホ)ゲーム「ポケモンGO」の勢いが止まらない。当ゲームは、スマートフォンの位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台にしてモンスターを捕まえたり、戦わせたりして遊ぶものである。米国での1日あたりの利用者数は約2100万人に達し、スマホゲームの利用者数ランキングで歴代首位に浮上した。
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ポケットモンスター(ポケモン)は、株式会社ポケモンが発売しているゲームソフトシリーズとしてだけでなく、それらを題材にしたアニメとしても世界中で親しまれているが、「ポケモンGO」は任天堂とポケモン、米グーグルから独立したナイアンティックが共同で開発した。当ゲームは、無料でダウンロードして遊べるが、モンスターを捕まえるのに役立つアイテム等をゲーム内で販売しており、米国でのアイテム販売収入は1日約1600万ドル(約1億6000万円)と予測されている。
ゲームの爆発的な人気を受けて便乗商法も相次いでおり、ゲームのアイテムが手に入る「ポケストップ」やモンスターが戦う「ジム」に指定されたと宣伝することで集客をはかるレストランや、プレーヤーに対して割引を行う店もある。しかし一方で、名所旧跡や博物館等でゲームを操作する人が後を絶たず、多くの施設がゲームの自粛を求めている。又、ゲーム中の事件や事故も相次いでいる。
先行配信された米国、オーストラリア、ニュージーランドに次ぎ、日本でも近く配信が始まる見通しだ。
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