アセアン加盟10ヶ国の内、当初はインドネシアが最多の発生国であったが、フィリピンが追い抜きしばらくトップの座を占める不名誉な状態が続いていた。
　
ところが、インドネシアはフィリピンに抜かれて安心したのか、10月になって国内での感染が急増してフィリピンを追い超し、10月20日現在、36万8842人となり首位の座に返り咲いている。
　
どちらも36万人台の感染者を生じた中、著しく違うのは死者数でフィリピンは6690人、インドネシアは12734人とフィリピンの倍近く、図らずもフィリピンの医療体制がインドネシアより優れていることを示した。
　
これは感染者の治癒数にも表れていて、フィリピンが31万0642人に対して、インドネシアは29万3653人と少々低い数字となっている。
　
こういう、首位争いはまるで消耗と批判もあるが、両国の政治体制、指導者の質、コロナ対策方法など較べてみるのも、今後の収束への道に繋がるのではないかとの見方もある。
　
なお、世界のコロナ感染者数は4000万人を突破した。
　
ソース：http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&config=&command=body&no=521

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