イギリスのEU離脱、バルカン諸国の加盟に影響なし=独仏首脳
独メルケル首相と仏オランド大統領は4日、欧州連合(EU)加盟を目指す西バルカン諸国とパリで開いた首脳会議で、英国のEU離脱は決定したものの、EUの拡大路線は不変で、これらの国々の加盟に悪影響はないとして、西バルカン諸国の加盟を引き続き支援していく方針を示した。
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同会議にはボスニア、セルビア、モンテネグロ、マケドニア、アルバニア、コソボの首脳が参加。EU側ではオーストリアとクロアチアの首脳とイタリアの財務相、モゲリーニ外交安全保障上級代表(EU外相)も出席した。
西バルカンのEU加盟候補国の間では、EUが英の離脱を受けて結束を固めるため、新規加盟のハードルを引き上げるとの懸念がくすぶっている。これに対してオランド大統領は会議終了後の記者会見で、「これらの国々に加盟の手続きが進むことを確約する」と発言。メルケル首相も「英国の決定で何も変わらない。我々は拡大のプロセスを続けていく」と述べ、西バルカン6カ国のEU加盟に向けた手続きを継続していく意向を表明した。
西バルカンではスロベニア、クロアチアがEUに加盟した。ボスニア、セルビア、モンテネグロ、マケドニア、アルバニアの5カ国が加盟候補国に認定済みで、モンテネグロとセルビアは加盟交渉を開始している。
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