香港:中国本土からの検査支援隊を見送り
香港全市民を対象にした新型コロナウイルス(COVID―19)無料検査スキームが9月14日に終了したことを受け、中国本土から派遣されていた核酸増幅検査支援隊メンバーが16日に帰任した。
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17日付香港各紙によると、支援隊メンバーは16日朝、九龍維景酒店を出発。特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長、特区政府政制及内地事務局の曽国衛・局長、そして無料検査の化学分析を担当した華昇診断中心の胡定旭・会長が見送りを行った。
胡会長は今回の検査スキームが中央と香港による最良の官民協力モデルになったとして、このノウハウによって今後、ウイルス流行第4波が現れても迅速に対応し、数日中に相応の規模の大型臨時実験室を建てられると指摘。
中山紀念公園に設けられた実験室は1日で約24万個のサンプル検査を完了し、世界記録を打ち立てたことを紹介した。気膜実験室は撤去後に香港で保管されるが、再び使用しないことが望ましいと語った。また民間市場での検査費用は1000ドル以下に低下するとの見通しを示した。
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