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フィリピン:コロナ感染者数 9月になって22万人超え

フィリピン:コロナ感染者数 9月になって22万人超え

フィリピンの新型コロナ・ウィルス感染者数は8月初めには10万人を超え、87日になって12万人の感染、死者数2168人を記録し、インドネシア抜いてアセアン加盟国中、最多という不名誉な事態に陥っている。

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この事態に対して、フィリピン政府は防疫体制をコロコロ変えているが感染の収束する見通しは全く立っていない。
 
9月1日から新たな防疫体制が発表されたが、マニラ首都圏と近隣2州は据え置かれたが、今回の区分で問題なのは地方の主要都市に感染が拡がっていることで、セブ島隣のネグロス島バコロッド市、同じくセブ島隣のレイテ島タクロバン市、ミンダナオ島北西部のイリガン市などは従来の規制から一段規制が強められた。
 
9月2日の感染者数は22万6440人、3日は22万8403人と、その増加数1日当たり2000人を切り、それまでの1日当たり3000~4000人の感染者を出していた状況からは感染が収まり出したのではないかとの見方も出ている。
 
特に累積感染者数から回復者を引いた『アクティブ』と称す陽性者数が一定数に保たれていることでそういう見方も出ている。
 
しかし、フィリピン保健省は感染者の算出方法を7月末になって変えていて、これは検査で陽性になってもその後14日間、軽症、無症状であった人を回復者としてカウントに加えていて、その方法と解釈に政府に都合が良過ぎるとの疑義が出ている。
 
有効な対策方法を取れないために問題を糊塗する手法は多くの国で見られるが、統計でいくら数字を弄っても感染者の増加は止められない。
 
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&config=&command=body&no=517

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