中国:山東省自由貿易区に日本企業エリア
山東省に設置された中国(山東)自由貿易試験区の青島片区で先ごろ、日本・韓国との経済協力を促進するための「中日韓消費専区」の越境電子商取引体験センターが運営を開始した。
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8月27日の香港メディアによると、国務院が批准した中国(山東)自由貿易試験区全体方案では山東自由貿易区の主要任務の1つに中国・日本・韓国の地域経済協力の深化が掲げられている。
共同でのサードパーティー市場開拓、中日・中韓の税関間の経営者認証の相互承認協力、情報相互交換の構築、監督管理の相互承認、法執行の相互協力、検査・検疫、標準・計量などの高効率な協力システムの模索などが含まれている。
青島片区の日本「国際客庁」ではすでに越境電子商取引体験センターが運営を始めており、3年以内に会員50万社、貿易総額130億元、約1万人分の雇用創出を目指している。日本から進出してきた「鉄腕アトム『一帯一路』商城」では4500万米ドルを投じる越境電子商取引プロジェクトが9月に正式にオンライン。主に日本の化粧品、生活用品などを取り扱い、1990年以降生まれのユーザーをターゲットとしている。
日本「国際客庁」は5月に開業以来、すでに24社が契約を交わし、18社が入居している。敷地面積は10.6平方キロメートルで、将来的には長江以北の対日交流・協力の橋頭堡、日中経済貿易協力の主要プラットホームに発展させる。
中国市場に進出したい日本企業、経済団体、国際資源とのマッチングを望む中国の地方政府や企業に対し、展示、プロモーション、ロードショー、商談、取引を一体化した全方位のサービスを提供している。
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