香港民意研究所から個人情報流出
香港民意研究所から警官の個人情報が流出したことがネットユーザーによって明らかにされた。
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7月11日付香港各紙によると、香港民意研究所は2013年に前身の香港大学民意研究計画が警察に協力して行った世論調査の資料を保存しており、約1万人の警官の個人情報が外部に流出した疑いがある。警察は10日、捜査令状を持って黄竹坑にある香港民意研究所のオフィスで家宅捜索を行った。今のところ逮捕者はいない。
香港民意研究所の鍾庭耀・主席は世論調査の資料を電子化してから絶えずハッカーの攻撃を受けており、先に世論調査の回答者の個人情報が外部に流出したとの情報が流れてからシステムの検査を行っていると弁明した。警察には最近、警官の個人情報などを流出させている者がいるとの通報が寄せられていた。あるネットユーザーが先ごろテレグラムで香港民意研究所のシステムに侵入して1万人余りの警官の個人情報を入手したことを暴露した。
これに対してあるネットユーザーは、鍾氏がすでに香港大学を離れているのに香港大民意研究計画のころの回答者の情報を保存していることに疑問を呈していた。香港民意研究所の鍾剣華・副行政総裁は当初、システムがハッキングされたことを否定し、すべての資料は世論調査が完了してから6カ月以内に破棄していると説明していた。
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