ベトナム:Vinatex、今期の税引き前利益は50%減と予想
Vinatexは、今年の連結税引前利益が新型コロナ流行の悪影響により、前年比で半分の3820億ベトナムドン(1650万米ドル)に減少すると予測した。
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Vinatex社によると、これは過去4年間で最低の税引前連結利益である。
また、今年の年次株主総会の事業報告書によると、同社の連結売上高は14兆6400億ベトナムドンと推定され、昨年と比較して27%減少した。
Vinatexは、この減少は新型コロナ流行の影響で、会員企業の生産や事業に影響が出たためだとしている。
報告書の中でVinatexは、パンデミック中やパンデミック後に生産や事業が困難になったため、親会社の今年の売上高を約1兆3300億ベトナムドン(約5%減)、税引前利益を1300億ベトナムドン(約56%減)と2019年に比べて56%減とする目標を掲げている。
Vinatex取締役会のTran Quang Nghi会長は、2020年から25年の期間では、10年前は技術面では競争に直面したが、価格面では競争にならなかったため、グループは開発戦略を調整しなければならないと述べた。
この期間の発展計画では、Vinatexグループの現在のビジネスと生産モデルが非効率的になるため、M&Aを推進し、事業を再構築する。
これに伴い、経営やビジネスモデルの刷新、技術や製品の刷新を行う。売却を継続するほか、他社の株式を取得したり、開発戦略に必要な新規設立企業に投資したりする。
Vinatexの2019年の連結売上高は2018年と同様に20兆1400億ベトナムドンに達し、2019年の計画の91%を達成した。税引前利益は7655億ベトナムドン、年間計画の91.2%を達成し、前年同期比0.5%増となった。
これらの業績を受けて、取締役会は5%の割合で2500億ベトナムドンの現金配当計画を株主に提出した。
税関総局によると、今年の最初の5ヶ月間、国内の繊維・アパレル産業はパンデミックの影響により、輸出総額が前年比13.6%減の105.6億米ドルとなった。
しかし、5月のこの輸出額は前月比16%増の18.7億米ドルに急増した。
1~5月の輸出額は48.4億ドルで、前年同期比14.9%減となった。
日本向けは4.1%減の13.9億ドルで第2位、EU向けは19%減の12.6億ドルで第3位となった。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_4330.html
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