インドネシアでアプリ配車が合法に、安全性確認が急務
インドネシア政府は5月31日までの期限で与えた要件を満たしたとし、アプリ配車サービス各社の営業を合法と認めたが、ほとんどの車両が政府が定める車両路上使用適格性テスト(KIR)に合格していないこともまた明らかとなった。1日のインドネシア英字紙ジャカルタポスト電子版が報じた。
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政府が与えた要件の「各社最低5台のKIR合格」はクリアしているものの、現段階ではウーバー社8000台、グラブ社5000台の車両のうち、KIRに合格したのは、わずか171台と153台のみ。交通省当局は「規則に反したドライバーは罰則の対象となる」としながらも、罰則をドライバーと会社のどちらに課すのかは現段階では明言されていない。グラブ社は「KIRを理由にドライバーを除外するよりは他の方法を模索するが、政府の見解と一致するように努めるつもりだ。もう少し成り行きを見て判断したい」とコメントしている。
利用者の心を掴み急成長するアプリ配車サービスだが、同業他社の反発は根強い。今後もその言動が波紋を呼びそうだ。
(参照)https://lifenesia.com/others/165-indonesian-government/
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