中国:新型肺炎で「封鎖」の湖北省、徒歩での出入りなお可能
[九江(中国) 31日 ロイター] – 新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、中国湖北省では発生源とされる武漢市を中心に車両の通行が事実上封鎖されているが、長江に架かる橋を徒歩で渡って同省に出入りすることは依然可能となっている。
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長江は江西省九江市と、隣接する湖北省の黄岡市を隔てている。黄岡市は新型コロナウイルスの感染拡大が深刻な都市の1つで、事実上封鎖状態にある。
しかし、長江に架かる橋を徒歩で渡る人がいることを踏まえると、封鎖の有効性に疑問が生じる。
橋を車で渡ることはできないが、歩行者は依然として通行できる状態だ。警察はこれについて、湖北省に入る人や、同省から出る人は現在もいるが、湖北省を出発する鉄道の切符を春節(旧正月)前に予約した人など「特別な状況」に限られていると説明した。
武漢市では鉄道や他の公共交通機関が運行停止となっているほか、道路が封鎖され、検問所が設けられている。湖北省内の他の都市でも特別な措置が取られている。
九江市は封鎖の対象になっていないものの、通りは閑散とし、小売店などもほぼ休業となっている。同市では31日までに42人の感染が確認されている。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2020/01/51289.html
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