ベトナム:ユニクロ、ハノイにて慎重に事業参入
ユニクロは、ホーチミン市のパークソンサイゴンツーリストプラザにベトナム初の3000平方メートルの店舗開店を発表した後、現在ハノイで採用活動を行っている。
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今年10月初旬、日本のファッションブランド、ユニクロはハノイにて店舗販売員の募集を自社ウェブサイトに掲載した。あらゆるバックグラウンドの大学卒業生(小売業未経験者可)を対象に、月給7-800万ベトナムドン(300-350米ドル)を提示した。
ユニクロは11月1〜2日、ハノイにて従業員が直接面接に臨むことができる選考会を開催する。
この動きは、ユニクロがホーチミン市とハノイに同時出店する可能性があることを示している。
ベトナムで最初のユニクロ店は、ホーチミン市のパークソンサイゴンツーリストプラザに、面積3000平方メートルの東南アジア最大の店舗の1つとして紹介された。
ユニクロベトナムのマネージングディレクターである池添修氏は、今年末からLifeWear製品を販売開始予定であると語った。
以前、ユニクロの取締役会会長兼ファーストリテイリンググループCEOの柳井正氏は、ベトナムへの参入はブランド開発のマイルストーンを示すものであり、潜在的な東南アジア市場へのより深いアクセスを確保する重要な節目であることを認めた。
ホーチミン市に拠点を置くユニクロベトナムは、100%外資の合弁事業として登記された。シンガポールのファーストリテイリングが資本の75%を占め、三菱商事が残りの25%を保有している。
8月末、ファーストリテイリングは、2018年比7.5%増の211億米ドルの収益を発表した。税引前利益は4%増の23億米ドルに達した。
ユニクロは、ファーストリテイリングの原動力であり、収益は95億米ドルで、2018年比14.5%増である。東南アジアではシンガポール、タイ、インドネシア、フィリピンで展開している。
若年層の有望な市場と考えられているベトナムは、Zara、H&M、Mango、Topshop、Pull&Bear、Stradivarius、そして現在のユニクロなどの大手企業の主戦場となっている。
ベトナム産業調査およびコンサルタント会社(VIRAC)によると、Mitra Adiperkasa Vietnam Co.,Ltd.は現在、Zara、Pull&Bear、Stradivarius、Massimo Duttiなどのブランドと共にベトナムのファッション小売市場をけん引しているという。
itra Adiperkasa(MAP)の2018年の財務報告では、同社はベトナム市場において2017年の1.7倍、2016年の6倍近くの1兆9700億(8578万米ドル)の収益を上げたと示された。その収益の内、Zaraが90%を占めた。
もう1つの有名ブランドのH&Mは、2018年に6530億ベトナムドン(2839万米ドル)を超える収益を報告した。これは2017年の4.3倍である。
H&M Vietnamは、ホーチミン市とハノイに7つの店舗を所有しており、H&Mグループの中で最も急成長している部門と言われている。H&M東南アジアのCEO、Fredrik Famm氏は、「ベトナムは、若い成長市場として、東南アジア地域のH&Mの全体的な成長に大きく貢献しました」と述べた。
VIRACの統計によると、ベトナムで最も高い市場シェアを持つトップ10のファッションブランドには、 Ivy Moda、Blue Exchange、Elise、Sanding、Lime Orangeなどの国内ブランドが今も含まれているという。
一方、Eva de Eva、Libé、Magonn、Hnoss(ベトナムのファストファッションブランド)も発展の可能性を常に示している。
2月末、ベトナムのファッションブランドのEliseは、日本のAsia Fundに株式を売却した。Elise取締役会員のTokuo Yotaro氏は、ベトナムのファッション産業は来るべき時期にアジアで最も急成長するだろうと語った。過去1年間、HnossおよびEva de EvaもSeedcomファンドから投資を受けた。
ソース:apparelresource.asia/news/item_4094.html
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