中国、米製品35.8億ドルに関税発動可能 WTOパネルが判断
[ジュネーブ 1日 ロイター] – 世界貿易機関(WTO)の紛争処理小委員会(パネル)は1日、米国が反ダンピング(不当廉売)関税を撤廃しなかったことに対し、中国は35億7900万ドルの米製品に対し輸入関税を掛ける権利があるとする判断を下した。関税対象規模は中国の想定の約半分の水準となる。
この記事の続きを読む
パネルは、米国の関税措置により中国の輸出業者は年間35億7900万ドルの損失を被ったと試算。パネルの判断を受け、中国はWTOの紛争解決機関(DSB)に報復関税を発動させる許可を申請する。
中国は2018年9月、WTO規則違反と判断された米国の反ダンピング関税により年間70億4300万ドルの損害を受けていると訴え、WTO規則にのっとり米国に対する貿易障壁を同規模に引き上げることを承認するよう要請。米国がこれに反論したため、パネルで討議されていた。
この日のパネルの判断について、米通商代表部(USTR)はコメントしていない。
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/11/48715.html
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由