シンガポールで食物アレルギー対策を講じる飲食店が増加中
シンガポールでは、食物アレルギーを持つ子供が増加していることから、対策を講じる飲食店が増えているという。
例えば、Bliss Restaurantは、オーナーの子供が食物アレルギーを抱えていたことから、来客のリクエストに応じて内容物を省いたり、子供用の食事の持ち込みを容認している。
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レストランチェーンのSwensenでは、子供連れの家族に注文をとる際は、食物アレルギー事故を防ぐためのリクエストにもしっかり耳を傾けるという。Swensenではどのタイプの食物アレルギーにも対応できるよう、原因食物を使わないメニューやその代わりとなる安全なメニューを薦めるようにしている。
また、Swensenでは、対策の一つとしてピーナッツを使用しないメニューの提供にも心がけている。どうしてもピーナッツを必要とする料理はナシレマでけだが、現在運営する25店舗中2店舗だけでメニューとして採用されているという。
シンガポール国立大学病院の小児医でアレルギー専門のソー・ジャンイ氏によると、シンガポールではこれまで国としての統計はないものの食物アレルギーを抱える子供の数が明らかに増加しているという。
同大学病院では昨年、食物アレルギーと診断された子供は前年の2倍を記録。特に卵アレルギーとピーナッツアレルギーがもっとも多かったという。アレルギーには早期発見・早期治療が大切だと警鐘を鳴らす。
教育相(MOE)では、学校食堂での内容物表示は義務づけていないが、食物アレルギーを抱える子供には食堂で原因食物の有無について質問するよう学校を通して伝えているという。
~Channel NewsAsia 6月3日~
ソース:http://www.kamobs.com/index.php/category/singapore-news/
提供会社:KAMO CONSULTANCY http://www.kamobs.com/
photo by Khalzuri on flickr
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