インドネシア:マンガライまで延伸 空港鉄道 アクセス改善に向け
首都圏とスカルノハッタ空港(バンテン州タンゲラン市)を結ぶ空港鉄道が5日、マンガライ駅(南ジャカルタ区)を始発駅として運行を開始した。同駅から空港までを57分で結ぶ。マンガライと西ジャワ州ブカシ県チカラン駅間の複々線化事業に伴う措置。首都圏専用電車(KRL)のハブとなる同駅を始発とし、首都近郊からのアクセス向上、利用者増加を目指す。
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渋滞緩和や利便性向上を目的とし、空港鉄道は2017年12月に開通した。
各駅までのアクセスの悪さや運賃の高さが原因で、現状の平均乗車率は30%未満に留まっている。
マンガライ駅が始発となるにあたって、ブカシ駅(西ジャワ州ブカシ市)発着便は9月8日、廃止された。今後の停車駅はマンガライ、BNIシティ、ドゥリ(西ジャカルタ区)、バトゥチェペル(タンゲラン市)、空港駅の5つになる。
空港鉄道は1日34往復、30分ごとに運行する。マンガライ駅始発は午前5時10分、終電は午後9時40分。同駅・空港間の運賃はキャンペーン期間の10月末までは4万ルピア。以降はアプリやウェブサイトを通しての購入については引き続き4万ルピアに設定、駅窓口での購入では7万ルピアとなる。
マンガライ駅駅員のワヒユ・ヒダヤさん(28)は「鉄道を使えば渋滞の有無に関わらず、1時間で空港まで行ける。徐々に利用者が増えていくと思う」と語った。(小山倫、写真も)
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/49700.html
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