2019年10月9日

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オーストラリア大手銀行ウエストパックとANZも住宅ローン金利引き下げ小幅に

オーストラリア大手銀行ウエストパックとANZも住宅ローン金利引き下げ小幅に

[2日 ロイター] – 豪銀大手ウエストパック銀行<WBC.AX>とオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)<ANZ.AX> は、中銀が1日に決定した利下げを受けて住宅ローンの変動金利を小幅に引き下げたが、他の大手2行と同様、中銀の利下げ幅を完全には反映しなかった。

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中銀のオーストラリア準備銀行は、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを1.00%から0.75%に引き下げることを決定。これを受け、フライデンバーグ財務相は「今回の25ベーシスポイント(bp)の利下げを銀行が完全に反映させると政府は期待している」と述べて、銀行に貸出金利引き下げを迫った。
 
ただ、アナリストは中銀による今年計3回の利下げや今後見込まれる追加利下げは、国内行の純金利マージン(NIM)を一段と圧迫すると警告している。
ウエストパックは住宅ローンの変動金利を15bp引き下げると発表。ANZは14bpの引き下げを計画している。
 
両行とともに豪四大銀行を構成するコモンウェルス銀行(CBA)とナショナル・オーストラリア銀行(NAB)も中銀の決定の数時間後に居住用住宅ローンの標準変動金利を13bpと15bp、それぞれ引き下げている。
 
ソース:https://www.epochtimes.jp/p/2019/10/47815.html

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