香港の中小企業指数が低下、6万社が年内倒産も
香港生産力促進局は4月27日、スタンダード・チャータード銀行との協力による「渣打香港中小企業領先営商指数」の第2四半期の数字を発表した。
28日付香港各紙によると、同指数は3月下旬から4月上旬に中小企業806社を対象に第2四半期の「ビジネス状況」「収益」「投資の意向」「採用の意向」「世界経済の状況」の5つについて見通しを調査したもの。総合指数は40.4で、3期連続の下落。景況判断の分かれ目となる50を下回り、2012年に同指数の発表が始まってから最低となる。
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5つの分類指数では「採用の意向」が49.4と初めて50を下回り、「ビジネス状況」は35.0で最も下落幅が大きく、「世界経済の状況」は23.2、「収益」が33.9、「投資の意向」は47.7とすべて下落した。3大業界指数はいずれも50を下回り、製造業(39.8)と貿易・卸売業(34.5)が初めて40を下回った。チャータード銀の劉健恒・高級エコノミストは、経済低迷が続けば中小企業32万社の約20%に当たる6万4000社が1年以内に倒産するとみている。
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