2019年7月5日

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ミャンマー:EU向けの米輸出は長粒種から中粒種に変更

ミャンマー:EU向けの米輸出は長粒種から中粒種に変更

欧州連合(EU)が201961日からミャンマー米の輸入に対して特恵関税(GSP)の対象から除外したため、輸出する米の種類を長粒種から中粒種に変更して輸出していることがわかった。経済・貿易省、貿易促進局のミョー・トゥー局長が発表したもので、The Voiceが伝えた。

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同局長は「特恵関税の適用が除外されたのは長粒種の米だけで、中粒種の米や砕米についてはこれまで通り特恵関税が適用されている。このため、輸出する米の種類を中粒種に変更している」とコメントした。
 
EU、はスペインとイタリアの米生産者を保護するため、ミャンマーとカンボジアに与えていた特恵関税の適用を除外、1トンあたりの輸入関税を1年目に175米ドル、2年目に150米ドル、3年目に125米ドルを課税すると決定した。2018年10月1日から2019年5月24日までのEU向けミャンマー米の輸出高は約30万トンとなっており、昨年度と比較すると、約10万トン減少する見込み。
 

MJ1809

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