インドネシア首都圏LRT用 国産車両納入へ
国営車両製造インカはこのほど、東ジャワ州マディウン工場で製造中の次世代交通システム(LRT)のLRTジャボデベック用車両を近く納入する見通しを明らかにした。東ジャカルタ区チャワン~チブブル(14・99キロ)間で使用する予定。
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インカ社製の国産車両は、昨年国内初のLRTとして開業した南パレンバン州パレンバンや西スマトラ州パダンの空港鉄道、試験運行中の東ジャカルタのLRTジャカルタなどでも使われている。
また2016年、バングラデシュに初めて輸出されて以降、新興国の需要を取り込み、ことし6月にはフィリピンに初出荷する見通し。さらにアフリカ市場も視野に入れ、モザンビーク、スーダン、ナイジェリア、セネガル、ザンビア、エジプト、スリランカ、ミャンマーなどへ輸出する計画があり、一部ですでに受注している。
増産に向け、インカは1兆6千億ルピアを投じ、東ジャワ州バニュワンギに広さ83ヘクタールの新工場を建設する予定で、スイス系大手シュタッドラー・レールグループなどが事業に参画。2022年稼働を目指し、現在のマディウン工場から主な生産ラインを受け継ぐ計画。
(じゃかるた新聞:蓜島克彦)
ソース:https://www.jakartashimbun.com/free/detail/47185.html
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