イングランドで開催されたRWC2015を振り返る —平均滞在期間は2週間、消費額は42万円、口コミによる好循環も
ラグビーワールドカップ2019(以下、RWC2019)の開幕が半年後に迫る中、インバウンド業界では、観戦目的で訪日する外国人を取り込むための準備が進められている。前回の記事ではラグビーワールドカップの基礎知識からRWC 2019の概要、そしてその経済効果について触れた。今回は、イングランドで開催された前回大会(RWC2015)を振り返り、その概要や経済効果、インバウンド観戦者の動向などについて解説する。
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ラグビーワールドカップとは?
ラグビーワールドカップとは、4年に一度行われる15人制ラグビーの世界選手権大会で、夏季オリンピックとFIFAワールドカップに並ぶ世界三大スポーツイベントのひとつとして知られている。世界約100カ国から勝ち上がった20チームが参加し、予選リーグ(プール内総当たり戦)40試合と、決勝トーナメント8試合を勝ち抜いたチームが栄冠を手にする。第1回大会は1987年にニュージーランドとオーストラリアで共同開催され、その後4年ごとの開催を経て、第9回目となる今年のRWC2019は日本がアジア初となる開催地に選ばれた。
日本代表はこれまで………….
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