日本との関係が強化されるトルクメニスタン、日系企業にも商機があるか⁉
トルクメニスタン代表団による日本への訪問準備に関する報告書が、グルバングルイ・ベルドイムハメドフ大統領に提出された。
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報告書には、日本企業にとっても商機となり得る、トルクメニスタン-アフガニスタン-パキスタン-インドのガスパイプラインプロジェクト(TAPIプロジェクト)についても記載されている。同プロジェクトは、パイプラインの全長1840キロメートル、年間容量は330億立方メートルとなる予定だの大規模プロジェクトで、総費用は70億ドルと推定されている。
日本とトルクメニスタンの関係は良好で、2009年12月16日には現大統領が鳩山由紀夫首相と会談を行なった他、アザディ名称世界言語大学における日本語学科の設立や同大学における日本語教育環境の更なる整備に向けて今後も支援していくことを約束している。また2016年の訪日時には、日本経団連の幹部とも会談を行い、トルクメニスタンにおける活動への日本企業の積極的な参加に対する期待を表明するなど親密な関係が築かれている。
3月26日には、阿部俊子外務副大臣が訪日中のアハル州副知事兼対日友好議員連盟会長セルダル・ベルディムハメドフ氏と会談を行い、新たな協力テーマである「観光」について、トルクメニスタンとともに盛り上げていきたい旨を伝えている。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
今後の両国の関係については良好であるとの見方が強く、現在石油化学分野を中心に日本企業が参画する多くの経済案件が進められている。インフラや人材教育分野などの多くの分野における日系企業の貢献に期待したい。
(参照)https://menafn.com/1098298829/Turkmenistan-intends-to-offer-Japan-to-invest-in-TAPI-project
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