ベトナム経済、2019年は良好な見通し
国内外のエコノミストの多くが、製造、加工、サービス分野の大幅な発展により、ベトナム経済は今年も7%は成長すると予測している。
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昨年、ベトナムの経済はインフレ率3.6%未満に抑えることができ、経済のバランスは安定していた。また国際収支は黒字で、公的債務と予算収支も適切に管理されていた。
経済学者のLe Xuan Nghia氏によると、「昨年、ベトナムのGDPは10年連続で高い成長率を達成しており、今年も高い成長が続くと予想されている。昨年までの成長は消費と輸出の増加により目標を大きく上回った。国内企業は外国企業よりも多い輸出を報告し、ベトナムの農業、林業、水産業の輸出からも400億ドル(約4兆5000億円)という高い売上を記録した」という。
ベトナムの投資環境の改善と許可手続きの緩和を目指す政府の努力により、今年のGDP成長率は7%に達すると見込まれている。
MBS証券会社の経済調査責任者であるHoang Cong Tuan氏によると、2012年以降、党や政府は短期的なGDP成長を達成することではなく、ビジネス環境の改善と経済の再構築に焦点を当ててきたという。
Tuan氏は、民間部門の発展を促進し、成長モデルを革新するための政策が功を奏していることを明らかにした。
「今年、我々は党と政府によるベトナム経済を後押しするための方向性と政策について楽観的な見方をしている。今年の民間経済部門の回復と今後数年間はベトナム経済の効率性や持続可能性が高まっていくことを期待している」とTuan氏は述べた。
エコノミストたちは政府が民間投資を増やすための制度と事業環境を改革し続けるように促した。
アジア太平洋地域における経済連携協定(CPTPP)やベトナムEU間の自由貿易(EVFTA)といった、国際的な発展と新しい貿易協定による経済効果を得るため、経済再編を強化し、成長モデルを変革しなければならない。
またエコノミストたちは公共サービス価格を厳格に調整し、インフレ率4%以下に抑える重要性を強調した。
国家財務監督委員会のTruong Van Phuoc議長によると、加工業とサービス業は依然としてベトナム経済の主要な役割を担っているという。
Phuoc議長は「世界経済の動向に基づいて分析した結果、ベトナム経済のGDPが7%成長し、インフレ率が4%以下になることが望まれる。しかしながら世界経済の動向は貿易戦争により依然として不安定である」と述べた。
ベトナム語翻訳者:キム
ソース:http://ur2.link/wT6x
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