シンガポールの国防関連の2社が衛星情報利用の合弁会社を設立
アジア最大規模の防衛・工学企業の政府系シンガポール・テクノロジーズ・(ST)エンジニアリングと軍事技術の研究・開発会社DSOナショナル・ラボラトリーズ(旧国防科学研究所)は、衛星からの画像情報を利用し、建設、海事、農業などの領域で情報分析サービスを提供する合弁会社、STエンジニアリング・ジオインサイトを設ける。
ソース:http://www.asiax.biz/news/49016/
この記事の続きを読む
シンガポールが衛星分野に参入できたのは、小型衛星の誕生によるところが大きい。重量は500キロ程度で、通常の衛星の20分の1の費用で建造でき、建造に要する時間も10分の1で済む。衛星を複数、宇宙空間に配置することで広い範囲をカバーできるのも小型の利点だ。
合弁会社は、シンガポール製衛星(複数)から画像情報を得て、地上で得られる情報と照合し、分析サービスを提供する。
STエンジニアリング電子部門副社長のタン・クムチュエン氏によると、建設事業の場合、顧客の青写真と衛星画像を突き合わせることで、工事が計画通り進展しているかを確認できる。地上からだけでは追跡が困難な大型プロジェクトに適しているという。海事領域では、船舶の移動を追跡し、違法行為を監視することができるという。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由