ベトナムの皮革履物製品の輸出が2019年も増加予測 EUの貿易協定などで恩恵
ベトナムの皮革履物産業は、2019年も引き続き成長すると見込まれている。
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2018年、皮革履物製品の輸出は対前年比8.3%増加の200億米ドル近くに達した。
ベトナム最大の輸出市場は米国であり、輸出額は65億米ドルを超え、欧州連合(EU)市場が50億米ドル超で、さらに中国、日本、韓国がそれに続く。
LEFASOのNguyen Duc Thuan会長は、ベトナムの主要市場での需要は2019年も引き続き高いと語った。アセアン内の関税は廃止されており、他の市場との自由貿易協定を通じて関税を引き下げる計画があり、これが同産業の成長を後押しすると見られる。
一方、革製品、履物、ハンドバッグの注文は、今年調印されると期待されているEU-ベトナム自由貿易協定(EVFTA)に加えて、中国が衣料品および履物部門への投資奨励金を削減したために、中国からベトナムへと移行する可能性がある、とLEFASO副会長のDiep Thanh Kiet氏は述べた。
皮革履物産業へのベトナムの対外投資は、米中貿易の緊張により高まると予測されている。 Kiet氏によると、ベトナム企業は生産性と輸出を強化する機会を利用することが重要だという。
LEFASOの予測によると、2019年には皮革および履物部門が輸出から215億米ドルを稼ぐと見込まれており、ベトナムの総輸出額の9%を占め、国内の主要輸出品目のトップ10に入っている。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3741.html
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