フィリピン政府がダバオ市~サマル島を結ぶ海底トンネルの建設を計画
国家経済開発庁(National Economic Development Authority)リージョンXIのMaria Lourdes Lim氏は、政府がダバオ市とサマル島を結ぶ海底トンネルの建設を検討していることを発表した。
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同氏は海底トンネルの建設について、トンネル建設は選択肢の一つではあるが、経済的、環境的、そして社会的影響などの側面から様々なことを慎重に調査、議論する必要があると強調した。現段階では、2019年8月にOver Arup&Partners Hong Kong LTDが実現可能性調査を完了するまでは、何も明確にコメントすることはできないとのことだ。
同プロジェクトは、ドゥテルテ政権が掲げる「ビルド・ビルド・ビルド」プログラムの下で、ミンダナオとヴィサヤ、ルソン島を陸上で結ぶというフィリピン政府のイニシアチブのひとつだ。しかし、ダバオ市とサマール島間のパキプタン海峡(幅約1,000m)は、航空機の飛行経路内およびダバオ湾に入港する大型船の航路内にあるため、物理的な制限がある。
また、数十億ペソの予算を使用しトンネルを建設することで、ダバオ市とサマル島を結ぶことで経済的な改善がもたらされる可能性があるが、同プロジェクトにより影響を受ける多くの人々のサポートなどを含め、多くの課題が残っている。
ソース:https://davawatch.com/articles/2019/02/03/13419.html
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