2019年1月18日

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ベトナムの塗装・印刷インク産業が2連連続で急伸

ベトナムの塗装・印刷インク産業が2連連続で急伸

ベトナム政府機関、同国内における塗料・印刷インク産業はここ数年、年間で13~14%の成長率を記録しており、今後もさらなる成長が期待できるとの見解を発表した。

 

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Vietnam Chemical AgencyのNguyen Van Thanh氏によると、経済が好調なベトナムにおいて、他の産業の平均成長率に比べても塗装・印刷インク産業の伸び率が大きいという。また、Vietnam Paint and Printing Ink Associationの発表では、塗装・印刷インクの昨年度の生産額は、20億9184万米ドルを超えている。

 
 
同産業の2017年と2018年成長には、安定したマクロ経済の成長、国内の様々な産業への外資企業投資の流入、木材などの輸出増加など様々な要因が重なっている。
 
今後、保護塗装や粉体塗装は12~15%の伸びを維持し、木材塗装は8~10%の成長率となる予想だ。特に印刷インク産業においては、フレキソ印刷や溶剤系インクジェットや水性インクジェットも大きく伸びると見られており、さらなる成長が期待されている。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
 
ベトナム国内で建築産業が伸びている背景を受け、塗料などのインクの必要性も高まっているが、今後はエコフレンドリーな塗料など、世界的に広がる地球環境に考慮した製品の需要に合わせた開発が必要となっていくだろう。

 

また2019年には、ホーチミンにてThe Coatings Expo Vietnamの開催も決定しており、好調なベトナムの塗装・印刷インク産業からは、今後も目が離せなさそうだ。

 

 

(参照)https://en.vietnamplus.vn/coating-printing-ink-industries-to-maintain-high-growth/144075.vnp

 

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