シンガポール政府が宅配ロッカーを公営団地で試験運用 Lazadaなど15社が協力
情報通信・メディア開発庁(IMDA)の主導になる、宅配貨物をHDB公営団地に設置されたロッカーで受け取る試験サービスが12月7日、北東部のポンゴルとブキパンジャンで開始された。「ロッカー・アライアンス」の名称で1年間、試験運用する。
ソース:http://www.asiax.biz/news/48543/
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開始式典でターマン副首相は「受取人は自宅で待つ必要がなく、いつでもロッカーで荷物を引き取ることができる」と述べた。ロッカー設置場所は62カ所。
ほかに、西部のブキパンジャン、チャイニーズ・ガーデン、レークサイド、ブーン・レーの各MRT駅と、ポンゴル、センカン、ブアンコク、ホーガンの各駅にもロッカーが設置されている。
ロッカー・アライアンスに加盟しているのは、ロッカー運営業者のシンガポール・ポスト、ブルーや、オンライン店舗のラザダ、Qoo10(キューテン)、淘宝(タオバオ)など15者。
ロッカー・アライアンスの特徴はプラットフォームに相互操作性があること。ロッカーは異なる業者が所有しており、それぞれ異なるコンピューターシステムを採用しているが、この制約をロッカー・アライアンスは取り外し、効率を改善する。
IMDAによると、ロッカー・アライアンスの制度が全国で採用されれば、運送業者はトラック運転距離を50%減らせ、1日に配送できる貨物も5倍になるという。
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