シンガポールのMRT駅にX線と金属探知機を設置 12日から試験運用
MRT(地下鉄・高架鉄道)で11月12日から、空港同様のセキュリティー装置が一部の駅に設置される。
ソース:http://www.asiax.biz/news/48249/
この記事の続きを読む
陸運庁(LTA)の発表によると、実施期間は半年間で、X線機器と金属探知機を駅構内に設置し、一部の利用者に機器の通過を要請する。
機器は一時に最多6つの駅に設置が可能。LTAは試験運用から得た知見を基に警備業務の最適化を図る。乗客、鉄道運営業者からも意見を聞き、より効果的な警備を実現するという。
LTAのギエン・フーンピン最高責任者によると、公共輸送機関の運営業者自身もMRT駅およびバスインターチェンジで携帯金属探知機を採用し、警備強化に役立てるという。
LTAは2月にもX線機器と金属探知機をダウンタウン線のニュートン駅で試験運用したが、実施は日曜日だった。今回は平日にも行う。
MRT利用者の声では、ゲームデザイナーの男性は「これでシンガポールがもっと安全になるなら構わない。しかし不便は困る」と語った。35歳の女性は「駅通過に時間がかかる。しかし安全のためというなら、私が言えることはあまりない」と語った。
シンガポール国立大学(NUS)のビルビア・シン准教授は「シンガポールは閉鎖社会ではないため、こうした空港同様の警備も受け入れなければならない」と賛意を表明した。
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由