シンガポール政府系銀行の子会社 中国農村部での金融サービスを強化
シンガポール政府系フラートン・フィナンシャル・ホールディングス(FFH)と中国銀行(BOC)の合弁会社、BOCフラートン・コミュニティー銀行(BOCF=中銀富登村鎮銀行)は、中国農村部で金融サービスを提供するコミュニティー銀行27行を、中国建設銀行から約16億人民元(262億円)で取得した。
ソース:http://www.asiax.biz/news/47631/
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BOCFは昨年も、中国の政策銀行である国家開発銀行から15のコミュニティー銀行を取得している。FFHはシンガポール国営投資会社、テマセク・ホールディングスの子会社。
BOCFは2011年の設立で、BOCのブランド力、資本力と、FFHの中小企業、零細企業に対する金融サービス能力を融合させた合弁事業。今年6月の時点で101のコミュニティー銀行を所有・経営しており、中国最大。今回の取得で所有するコミュニティー銀行数は128行になる。
BOCFは農家のほか、零細事業者融資を手掛けており、地方村落の経済発展に貢献しているという。
FFHは主に新興市場における金融サービスに投資している。昨年末時点の保有資産は256億Sドル(2兆880億円)。
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