カンボジアでシルク産業復活の兆し 研究施設で蚕を育成
眠りかけていたカンボジアのシルク産業が、シルク研究センターで繁殖した蚕の糸が使用されることで、新しい生命の兆しを見せている。
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Aoralシルク村は、7月上旬に蚕をセンターから受領して糸生産に成功したカンポン・スプー州の最初の農場だった。
現在、カンボジアの生産者は、地元産業を活性化させる専門チームのおかげで、センターから高品質の蚕を得られる。
Aoralシルク村代表Ea Hoknym氏は、センターから与えられた蚕は、最初の数週間で良好な収穫量を生み出したと語った。
「もっと多くの地元民に参加するよう説得にあたっているので、年末までに村がさらに大きくなると予測しています」とHoknym氏は語った。
「センターでそれ以上の量を生産できるなら、最大2万の蚕を育てることができます。」
シルク研究センターはプノンペン王立大学(RUPP)に拠点を置き、エンジニア、科学者、学生などの研究者がカンボジアのシルク生産者の健康な蚕を繁殖させるために働いている。
プノンペン王立大学(RUPP)総長Mey Kalyan氏は、これはシルク産業を強化するための第一歩であると述べた。
「私たちは基礎を築いたので、段階的に進むために全力を尽くしています」と彼は述べ、Aoralシルクでは約5kgの絹糸を生産していると付け加えた。
10haに20の家族で構成されたシルク村ではカンボジアのシルク産業を復活させようとしている。
Kalyan氏は、毎年カンボジアが輸入している400トンのシルクに匹敵するためには、10,000haの土地が必要だと述べた。
SentoSaSilkの創設者兼管理責任者Seng Takakneary氏は、国内シルクの需要があることを認めている。
「これは単なるスタートにすぎませんが、十分な量が確保できれば、我々も顧客になるでしょう。なにしろたくさんのシルクが必要ですので」と彼は語った。
ソース:http://apparelresource.asia/news/item_3529.html
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