中国の清華大学でブロックチェーン研究センターを設立
個人用人工知能(AI)、パーソナルアーティフィシャルインテリジェンス技術 (PAI) を開発してる ObEN, Inc.(ObEN)は6月29日、清華大学五道口金融学院と提携してブロックチェーン研究センターの設立を進めるために100万ドルを寄付することを発表した。
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ブロックチェーン研究センターは金融セクターに関する教育と研究の分野で新たな知識と発展を築くように設計されている。
ブロックチェーン研究センターはパートナーシップを築くだけでなく、学術の研究、技術の革新、ユースケースの探究、政策提言などの分野をサポートし、ブロックチェーンの人材を育成するために設立されている。清華大学五道口金融学院を中国における世界レベルのブロックチェーンインキュベーターと知識センターとして定めることを目指している。
五道口金融学院の研究センターではブロックチェーン業界の政府機関や研究機関の主要プレーヤーを結ぶ会議やサミットが開催される予定だ。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
中国では、個人はもちろん銀行機関までも、その取引において、アリババやアリペイといった、フィンテックネットワークを利用する方向に進んでいる。言わずもがなでああるが、もはや社会全体が、現金ではなくキャッシュレスサービスへと移行している、いわばキャッシュレス大国でもあり、自ずとビットコインを始めとする仮想通貨の流通も、国内における規制の強化と比例するかのように活性化している。
また習近平首席も、講演において「ブロックチェーン」に言及しており、中国政府による「第13次5カ年計画」における国家情報化計画でも、ブロックチェーンの強化を重要事項のひとつとして挙げている。
今後も中国における「ブロックチェーン技術」の価値は、益々向上していくことは間違いない。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180723_12062/
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