2016年2月19日

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エルメス、香港のセントラル旗艦店の物件を15億ドルで売却の意向

エルメス、香港のセントラル旗艦店の物件を15億ドルで売却の意向

高級ブランド「エルメス」がセントラルのクイーンズロードに面したギャレリア店を売却する意向だと報じられている。2月17日香港各紙によると、同ブランドの入居するテナント(6~9号舗)は賃貸ではなく自社が所有するもので、グランドフロアと地下を合わせて計7500メートルの広さ。

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エルメスはもともと同物件を借りていたが、2002年に不動産価格が大幅に下落した際、まず8800万ドルで6~7号舗を購入。その後、1億200万ドルで8~9号舗を買い足した。
 
消息筋の話では、売却希望価格は15億ドル。1億9000万ドルで手に入れた同物件が15億ドルで売れれば膨大な利益が得られることになる。エルメスはいったん売却後に同物件を賃貸する意向があり、テナント料月額400万ドルで、2~3年契約を考えているという。
 
香港には多くのブランドが進出しているものの、その店舗のほとんどが賃貸で、自社所有は珍しいケースだ。しかし不動産業界関係者は、テナントとしての立地は好条件だが、最近の消費の落ち込みと小売りの低迷で、購入者を見つけることは難しいと指摘している
 
photo by RabunWarna on flickr

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