8割の外資系企業が東南アジアへの進出・業務拡大に意欲も懸念あり
シンガポールのビジネス・タイムズとスタンダード・チャータード銀行が共同で実施した調査で、企業の80%はこの先3~5年間に、東南アジア諸国連合(ASEAN)への進出あるいは業務拡大を希望していることが分かった。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46731/
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調査はオンラインで実施。多様な業種の企業幹部、経営者129人が回答した。企業規模では、年商1,000万Sドル未満の企業が43%、1,000万~5,000万Sドルの企業が17%と中小企業が多かった。年商10億Sドル超の大企業の割合は16%だった。
全体で、92%の企業はシンガポールに拠点を持っている。マレーシアに拠点がある企業は54%だった。
シンガポール以外に国に何らかの拠点がある企業の割合は50%。ASEAN業務強化、あるいは進出を希望する企業のうち34%は優先投資先としてインドネシアを挙げた。ミャンマー、カンボジアを挙げたのは少数だった。
ASEANで業務を行っている企業が直面する問題として挙げたのは、現地規則への対応と適切な事業パートナーを見つける困難さ。
ASEANは経済を統合した経済共同体の構築を目指しているが、十分統合されていない、との意見があった。政府間の調整が不足しているという。
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