外国人1,521人がフィリピンに入国できず 追い返される
フィリピン入国管理局は5月16日に、本年度1月から4月までの外国人入国拒否者数は1521人であったと発表した。
【写真はマクタン・セブ国際空港。この6月に新ターミナルが開業予定】
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この数字は昨年同期の1700人より減少していて、国別では中国国籍が583人で最多で、次にインドが123人、韓国103人となっている。
また、フィリピンに強いアメリカも72人、違法薬物関与が疑われているアフリカのナイジェリアが36人と続いた。
入国拒否の理由だが、ヴィザの不備と帰りのチケットがない、またフィリピン国内で何らかの犯罪を起こしたために『ブラック・リスト』に載っている人物などが該当している。
この帰りのチケットの有無については、本来は1人1人の帰りのチケットを確かめるようになっているが、余程挙動不審でないと提示を求められないのが普通で、これはフリー・パス状態の日本のパスポート所持者であっても油断は出来ない。
また入管当局はマニラ、マクタン、ダヴァオ、イロイロ、カリボ、クラークなど各空港は入国審査の手心を加えることなく等しく摘発しているとし、入国審査の甘い窓口はないと言明。
しかしながら、フィリピンの三大『汚職機関』(残る二つは関税局、内国税務局)の一つといわれる入国管理局は、空港の係官や職員が手引きして、いわくつきの人物の密入出国をしているとの噂は絶えない。
ソース:http://www.ph-inside.com/news/board.php?board=news03&config=&command=body&no=461
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