香港ドル買い介入、1週間で総計380億ドルを超える
香港金融管理局(HKMA)は4月18日、再び香港ドル防衛のための市場介入を行った。19日付香港各紙とによると、香港ドル相場が対米ドル・ペッグ制の許容変動幅の下限に触れたため、HKMAは1日で3回にわたり米ドル売り・香港ドル買いの市場介入を実施。介入額は計94億2000万ドルに上った。
この記事の続きを読む
介入は12日から計11回、累積介入額は380億2000万ドルとなる。
銀行間市場の資金のだぶつきを表すアグリゲートバランス(MKMA決済性預金残高)は20日に1418億3300万ドルに減少する。現在のスピードで資金流出が続けばアグリゲートバランスは5月に1000億ドルを割り込むとみられている。
中国光大銀行香港支店金融市場部資金業務の顔剣文・副主管は「資金流出のスピードは予想より速い。金利差以外に株式市場がムードを欠いているため」と分析しているほか、3カ月物の銀行間金利(HIBOR)が約2%に達したら各行は利上げ圧力を受け、6月に米国が利上げするとともにプライムレートを引き上げるとみている。
ソース:https://www.hkpost.com.hk/20180420_9165/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
香港ポスト_old
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由