「Uber」が相乗りサービスをシンガポールで開始も業務売却の可能性
配車アプリの米系ウーバーは「ウーバー・コミュート」の名称でカープールサービスをシンガポールで開始した。職場などに向かうドライバーは同方向に向かう人を乗せ、ガソリン代など経費として少額の報酬を受け取ることができる。
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営業時間は午前5時~午後10時で、1回の行程で輸送できるのは1人。相乗り提供は1日2回まで、とのカープール規則から外れないためだ。
ウーバーのほかのサービスではドライバーは収入の一部をウーバーに支払わなければならないが、ウーバー・コミュートでは収入は全てドライバーのものになる。金額はウーバーの個人ハイヤーサービスの半額程度。
ウーバーのライバルで、シンガポールを拠点とするグラブは3年前に同様のカープールサービス「グラブヒッチ・アンド・ライド」を導入している。導入少し前に陸運法改定で有料のカープールが認められていた。
遅い参入となったことについて、ウーバーのシンガポール・マレーシア業務責任者ツェン氏は「数年前は突飛な発想だった相乗りも、現在はより多くの住民に受け入れられるようになっている」と語った。
しかし専門家は今回の動きに首をかしげている。ウーバーは東南アジア業務をグラブに売却する、との憶測が伝えられているからで、売却を有利に進めるためと見る向きもある。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46108/
Photo by Automobile Italia on Flickr
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