保険事業のフロンティア「カンボジア」 第一生命が日系初の完全子会社を設立
東京に本社を置く第一生命ホールディングスは、カンボジアに進出する予定であると発表した。
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同社は3月中にも首都プノンペンに子会社を設立し、事業拡大に向け40億円程度を段階的に出資し、現地の銀行経由で保険を販売するルートを開拓していく計画だ。店頭窓口販売と個人による代理店販売をあわせて100人程度の現地雇用が予定されている。
経済成長著しく若年層が多いカンボジアは、今後も中長期的に高い経済成長が期待されており、海外からの保険会社が注目をしている国の一つとなっている。今回、第一生命は日系生命保険会社としては初めて同国に直接子会社を立ち上げるのこととなる。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
同国では現在、保険についてのリテラシーがまだまだ構築されておらず、普及についてはある程度の時間を要することが想定されるものの、経済成長に伴う保険普及率の向上する期待値は大いにあるため、未開拓の同国市場に先駆的に参入した第一生命の今後に注目が集まる。
(参照)https://asia.nikkei.com/Business/Companies/Japan-s-Dai-ichi-Life-plans-foray-into-Cambodia
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