バス版「Uber」 シンガポールで試験運行 タクシーより格安に
乗車が必要な時に呼び、利用できる「オンデマンド」バスの試験運用が10~12月期に開始される。実施地域はシェントン・ウエー、北東部のポンゴルおよびジュー・クーン。
この記事の続きを読む
運行に当たるのは、創業18カ月の新進企業ミニストリー・オブ・ムーブメントで、「スワット」の名称でサービスを提供する。陸運庁(LTA)実施の入札で、グラブ、STエレクトロニクスなど大手を尻目に落札した。LTAの助成金は約47万Sドル(約3,787万円)で、ミニストリーは80%の配分を受ける。残りは別の落札業者が交付される。
ミニストリー創業者のアーサー・チュア氏(36)は「タクシーより25%遅いが料金は75%安いサービスを目指す」と語った。
路線を固定しない輸送サービスで、当初は午後のオフピーク時に運行する。利用時間、ルート、利用者数、乗降地点、料金、所要時間を考慮した兆単位の組み合わせから、最善の組み合わせを選択し運行するという。
ミニストリーは中央商業地区(CBD)、アンモキオなどで2016年中頃からミニバスを使いオンデマンドサービスを提供してきた実績がある。
市中心部に向かう利用者が多く、平均利用距離は11.5キロ、所要時間は35分以内、料金は4.92Sドル(約396円)。タクシー利用の場合、所要時間は20分で料金は20Sドル(約1,611円)。
ソース:http://www.asiax.biz/news/46076/
最新ニュース
-
- 香港
- 香港:渡航シーズン、海外でデング熱などに注意 2022年12月8日
-
- インドネシア
- インドネシア:TOD投資フォーラム 日イの事業者ら覚書 都内 2022年12月6日
-
- 香港
- 香港:小売業総売上高、10月3・9%増 2022年12月2日
この記事の提供会社
シンガポールのビジネス情報サイト【AsiaX】
-
- インドネシア
- インドネシア:国内で7店舗オープン ユニクロ
-
- インドネシア
- 首都圏広域で停電 MRT、信号も停止
-
- インドネシア
- ジャカルタの大気汚染が世界最悪に、マスク着用必要なレベル
-
- シンガポール
- シンガポール国民の過半数が「新年度予算案」を支持
-
- その他ヨーロッパ
- なぜ日本では「落とし物」をしても必ず返ってくるのか? 5つの理由