2018年3月9日

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インドのヒマーチャル・プラデーシュ州、農業開発地域拡大の資金援助を要請

インドのヒマーチャル・プラデーシュ州、農業開発地域拡大の資金援助を要請

インドのオフシーズンの換金作物地として知られるヒマーチャル・プラデーシュ州は3月2日、独立行政法人国際協力機構(JICA)インドの開発専門家が参加した会議において、作物の多様化プロジェクトの拡大のために100億ルピー(164億円相当)の支援を要請した。

 

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プラデーシュ州は、同プロジェクトを州内12の全ての地域に拡大させるのが狙いだ。

同州は野菜の需要が多いデリーをはじめとする大消費地に近く、この大消費地で野菜が不足する時期にも各種野菜の生産が可能であるという地域特性を有し、商品価値の高い野菜栽培(トマト、エンドウマメ、カリフラワー等)を中心とした作物の多様化や高付加価値化を目指している。

 
<DIGIMA NEWS編集部の視点>

2011年以降、JICAは同州内のウナー県、ハミールプル県、ビラースプル県などの農家を支援するため、32億1000万ルピー(52億円相当)の支援を行ってきた。

 

同プロジェクトは、 4,600ヘクタール規模におけるソーラーポンプシステム、用水路建設、灌漑施設の整備をカバーし、追加援助の承認が得られれば、農業開発地域の拡大とともに、州および国内の経済発展が期待される。

 

(参照)http://www.business-standard.com/article/news-ians/himachal-wants-rs-1-000-cr-for-japan-funded-farm-project-118030200170_1.html

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