日本伝統の飴細工、香港・銅鑼湾で2月まで展示
コーズウェイベイの世貿中心(ワールドトレードセンター)では新春イベントとして1月20日から「糖雕藝術迎新禧」を開催している。このイベントの一環として日本の飴細工師・手塚新理氏が手掛けた十二支や鶴、金魚やコイなど正月らしいめでたさを感じさせる作品の数々が約1カ月にわたり展示される。
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初日は会場で手塚氏によるデモンストレーションが開かれた。特に湿度の高い香港では飴が空気に触れると溶けやすいため、5~10分ほどで作品を小型ハサミ一本で仕上げていく様は見学者たちも興味津々、初めてみる飴細工の工程作業に驚きの声が上がった。
手塚氏は「今日本で飴細工職人は10人もいないなか、いかに伝統文化を守っていくか。時代とともに進化したものを作り、新たな形で日本の伝統文化を発信していきたい」と語った。手塚氏の作品は2月22日まで、ワールドトレードセンター1Pの中庭で展示されている。
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