日・パキスタンの関係は良好 将来を見越した同国の産業プロジェクトへの投資チャンス
パキスタン大使の倉井高志氏と2月24日に会談を行ったシンドー州のムハンマド・ズバイル知事は、パキスタンと日本の友好関係がますます発展していることを確認した。
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当会談では相互利益に関する様々な議論が交わされ、両国の二国間貿易の拡大に繋がる、カラチでの良好な投資環境の計画についても議論された。
同氏はさらに、両国間のビジネスや貿易活動を拡大していく必要性があることを改めて表明し、同国内で中国が支援する総合インフラ開発計画「中国・パキスタン経済回廊(CPEC)」のプロジェクトについて、政府は日本企業の投資を促していきたいとしている。
ズバイル氏は、教育・医療支援を提供した日本政府に感謝の意を表明し、倉井氏も日本企業がカラチの工業団地設立に興味を持っていることを伝えた。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
国連の推計によると、その人口が2030年には世界第5位、2050年には3億4千万人にまで増加するとされているパキスタン。将来的には、中国・インド・アメリカに続く世界第4位の人口大国へと成長することが予測されている。
近年、内需の拡大やCPEC関連のインフラ開発に伴って経済が活性化し始めてパキスタンだが、今回、同国への支援・援助を目的とした日本の既存・計画中のプロジェクトも加わることで、今後の経済成長をより促進していくことが可能になるはずだ。
(参照)https://www.brecorder.com/2018/02/25/401131/pakistan-japan-ties-being-strengthened-zubair/
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