急成長中のベトナム航空市場 ベトナム政府も市場発展を後押し
ベトナム運輸省(以下、MOT)は、2018年から2020年にかけて航空市場の活性化計画案を完成させたと発表した。
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これにより同国の航空市場の年間成長率は、2018年から2020年にかけて16%と大きな成長が見込まれ、その後2030年にかけての10年間は8%の成長が期待される。同国の航空会社は2020年までに6,400万人、2030年には1億3,100万人の乗客にサービスを提供する予定である。MOTによると、ベトナムは航空市場の需要増加に応えるため、さらなる航空路線の強化が必要となり、2020年までに220、2030年までに400の定期航空路の拡張を目指すという。
同国には現在7つの航空会社が存在し、ベトナム国家観光省の統計によると、660万人のベトナム人が2016年に海外へ渡航しており、今後5年間で9.5%の増加が予想されている。また、同国が旅行者の需要を満たし、健全な競争市場を構築するには約10社の航空会社が国内に必要だとされている。
<DIGIMA NEWS編集部の視点>
2017年、国際航空運送協会(IATA)によって発表されたベトナムの航空市場の成長速度は世界で7番目と高くなっており、今後の成長も期待できる。その一方で、地場航空会社の急速な成長とは違い、大規模な貨物輸送では、外国航空会社との競争能力に欠けているとされている。
(参照)https://en.vietnamplus.vn/aviation-sector-opens-new-opportunities-for-investment/126702.vnp
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