台湾東部・花蓮での大地震、断水や停電に加えて、貨物鉄道輸送の影響も
台湾東部の花蓮県沖合で6日午後11時50分ごろ、マグニチュード6の地震が発生。花蓮県、宜蘭県で震度7(震度は台湾の基準による)を観測し、花蓮地方に大きな被害をもたらした。これまでの報道によると、4万戸で断水、518戸で断水、42カ所の基地局が損壊した。政府は直ちに中央災害応変中心(災害対応センター)を設置し、対応に乗り出した。
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花蓮地方では日付が変わったきょう(7日)になっても未明からマグニチュード3~5程度の余震が頻発しており、住民らは不安を募らせている。花蓮県政府はきょうの出勤、登校の中止を決定した。
鉄道への影響は、台湾鉄路管理局(台鉄局)によると、昨夜から徹夜で巡回作業した結果、全線で運行に支障はないことが確認され、旅客輸送については、けさから定刻通り運行している。貨物列車については、花蓮港支線でレールが湾曲したため、同線では運行停止となっている。
きょうは午前7時からの1時間で8回、同8時からの1時間で3回、午前9時からの1時間で7回の余震が発生。規模はマグニチュード3.0~4.5。なお午前10時までの時点での最新の地震は、午前9時58分に発生したマグニチュード3.4の地震で、震源は花蓮県秀林郷、最大震度は3。
Photo by billy1125 on Flickr
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