「台湾電力」が第二原発2号機の再稼働を申請 現有原発の中では最大
台湾電力は5日、行政院原子能(原子力)委員会に停止していた第二原発2号機の再稼働を申請した。
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申請を受け同委員会は審査を始め、早ければ3月5日にも審査を終え、安全確認の後、立法院(国会)に報告し、立法院の同意後、再稼働する。
第二原発2号機の容量は98万5000キロワットで、台湾の現有原発の中では最大。2016年5月に故障して以来、停止していた。
台湾の原発は3カ所6基あるが、現在稼働しているのは屏東の第三原発の2基だけ。台湾では電力の供給予備率が低いだけに第二原発2号機が再稼働できれば大きな助けになるが、地元の新北市は、地元住民の不安を取り除くことが先決としている。
行政院は2号機の使用年限は2023年で、再稼働しても年限は不変、2025年原発全廃の方針も不変としている。
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