パナソニック、3月からインドで冷蔵庫の生産を開始 韓国勢に対抗
パナソニックのインド現地法人パナソニック・インドは2月3日、エアコンや洗濯機に続いてインド市場向けの冷蔵庫の生産を北部ハリヤナ州の新工場で3月より開始すると発表した。
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世界第2位の人口13億人を抱えるインドは経済成長が著しく、特に家電市場は継続的な高い成長が見込まれている。現在、同国での冷蔵庫の普及率はわずか20%程度にとどまっているものの、多数派を占めるヒンズー教徒が宗教上の理由で牛肉を口にせず、3~4割がベジタリアンとされており、冷蔵庫の市場は毎年10%ほど成長している。
新工場で生産する冷蔵庫は、インドで今後需要の増加が見込まれる300L~350Lの容量帯で、インバーター技術を採用した省エネ性に優れたモデルとなる。また、現地のライフスタイルと料理文化を念頭に置いて設計された、スパイスの収納用「ビッグドアポケット」や、たっぷりの野菜を鮮度を保って収納できる「フレッシュセーフ野菜ケース」を採用。さらにはデザイン性も追求し、同国で大きなシェアを占めるサムスン電子やLGなど韓国のメーカーを猛追する構えだ。
(参照)http://news.panasonic.com/global/press/data/2018/02/en180205-2/en180205-2.html
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